【剣盾S5】コータスバナ晴れビート【最高45位/最終88位】
<ご挨拶>
今期もお世話になりました。
TNおこたん(Twitter:@okozepoke)です。
シーズン5ダブルバトルでは最高45位、最終88位で最終2桁の成績を残せましたので記念にサクッと構築記事を残したいと思います。
↓使用構築
↓最高順位(4/27時点)
↓最終順位
↓名刺
<コンセプト>
INC April後の構築記事を眺めるなかでとり。さんの「天気の子スタン」に感銘を受け構築のベースとしてスタート。
https://note.com/fakekotori/n/n86bcbf9a2394
この構築を使う中で、トリルアタッカーとしてのバンギラスが、INC April以降数を伸ばしていた最遅アシレーヌを始め、バンギラスなどS60族、61族でトリル展開を図る構築が多い環境になっていることから、単体性能こそ高いものの最遅バンギラスをトリルアタッカーとして据えるには少し厳しいと感じました。対策が厚いことも課題です。
そのためアシレーヌ、ラプラス、バンギラスにもトリル下で有利をとれるかみなりパンチを採用したドサイドンを採用することにしました。
ドサイドンは特防にかなり不安がありますが、ダイロックで砂を降らさずともコータスの日照りで水技を半減できるため、晴れ下でダイアースを選択する方が水技の被ダメを抑えられるという立ち回りを意識しました。
そのためバンギラスと違い晴れてるのでコータスの火力を保ったまま立ち回ることが可能になります。また副産物として流行りのミロカロスのかちきを踏むことがないため対ミロカロスに安定した勝率が確保出来ました。
しかし何と言ってもこの構築の一番の魅力はフシギバナです。魅力というより最強ポケモンでした。このポケモンを信用できるようになるまでに相当の時間を要しました。
コータスリザバナの並びは既にメジャーであり、フシギバナの眠り粉が最も脅威であることは明白であると思います。そこを逆手にとってダイマックスを切る動きが既に強いのですが、そこに晴れサポートとも思われがちなコータスをダイアシッドで火力補強して熱風(噴火)の超火力を相手全体に押し付ける動きがこの構築の一番強い動きでした。
まず初手にコータスバナを並べられると、相手視点では眠り粉を警戒してまずはバナに挑発や猫だましを打ったりこの指とまれを選択したり、仕方なくコータスにダイサンダーを打ちたくなりますね?
私の勝ちです。対戦ありがとうございました。
調子乗りました。すいません。
しかしそこに控え目珠ダイアシッド+C1段階↑晴れ熱風(噴火)が飛んできます。バンドリキッスなど何も怖くありません。
初手にこの動きが通るとめっちゃ強いです。フシギバナをどれだけ信用できるか、それだけです。
雨パなどはサマヨールフシギバナから入り、サマヨールをコータスとの交換を繰り返しながら天候で不利をとらないように立ち回ります。
サマヨールフシギバナの並びはドサイドンの採用も相まりトリックルーム+眠り粉の動きを想起しやすく、ダイマックスフシギバナが動きやすくなります。
このようにフシギバナを初手に出す立ち回りは、相手視点では眠り粉で負けに直結することだけは避けたいという心理が働き非常にダイマックスフシギバナを通しやすくなります。
<個体紹介>
特性:ひでり 性格:冷静
技構成:ねっぷう ふんか あくび まもる
努力値:252-0-0-252-4-0
実数値:177-×-160-150-91-22(最遅)
元記事の戦術と違い初手からバナのダイアシッド+熱風or噴火を積極的に狙うためあくびはあまり使いませんが、終盤の詰めに使えたりドラパルトセキタンザン対面などで必要になるため抜けませんでした。
初手の襷シャンデラが訳がわからないほど重いのでバナと並べた際の攻撃手段として大地の力の採用もかなり悩みましたが採用には至りませんでした。
コータスは生き残っているだけで役割を果たせるポケモンです。そのため、タスキと守るで場持ち性能を上げており、コータスバナ展開で好き放題暴れたあと、コータスをサマヨールやアーマーガアに交代させて晴れを温存しておくことで、終盤スイーパーとなるサンパワーリザードンのサポートをしたりしていました。
ドサイドンを選出しなくてもトリックルーム構築とも打ち合うことができ、構築の軸となる非常に頼もしいポケモンでした。
ほぼ全試合選出しました。
リザードン@ヨロギの実(キョダイ個体)
特性:サンパワー 性格:臆病
技構成:ねっぷう ぼうふう ブラストバーン まもる
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:154-×-98-161-105-167
らぶちゅっちゅ。
今回はダイマックスせずにスイーパーの役割をこなすことが多かったです。
ダイストリームで雨にされることがかなり多いので、雨を受け入れて暴風連打するのとっても強かったです。
持ち物はトゲデマルやライチュウもいないのでラムのバリューも低いため正直なんでもいいです。
ヨロギはダブルダメ岩雪崩や予期せぬ岩技を耐えることができます。
もくたんは持っていません。ください。
フシギバナ@いのちのたま
特性:ようりょくそ 性格:控え目
技構成:エナジーボール ヘドロばくだん だいちのちから ねむりごな
努力値:108-0-52-140-4-204
実数値:169-×-110-151-121-126
冒頭で述べた通り眠り粉の圧力が強く、ダイマックスフシギバナは舐められがちのためかなり動きやすいです。
挑発猫騙しこの指止まれは20回くらい打たれました。
ダイアシッドは威力こそ低いものの同ターン中にコータスの火力を上げることができ、耐久にそれなりに割いていることから場持ちもよく、2ターン目以降ダイソウゲンを打ちにいけたり、ダイマックスが切れてからもグラスフィールド下で特攻の上がった珠エナジーボールを打ち高火力を押し付けることが可能です。
眠り粉は2回くらいしか使いませんでした。
特性:おみとおし 性格:のんき
技構成:ナイトヘッド じならし サイドチェンジ トリックルーム
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:147-×-200-×-151-27(最遅)
普通のHBぶっぱ。
一回だけ珠ドラパルトのダイホロウでワンパンされました。いじっぱりA252振りで6.2%の乱数で落ちます。
地ならしはドサイドンの弱点保険発動技。
ドサイドンを選出しなくても、コータスバナリザサマヨやコータスバナガアサマヨなどの選出をして、サイドチェンジやナイトヘッド、トリル返し、コータス延命のためのサンドバッグになるなどいつでも仕事が出来る構築の潤滑油でした。
ナイトヘッドめっちゃ強いですよね。
ドサイドン@弱点保険
特性:ハードロック 性格:勇敢
技構成:いわなだれ 10万ばりき かみなりパンチ まもる
努力値:4-252-0-0-252-0
実数値:191-192-150-×-107-40(最遅)
普通のADドサイドン。
トリル下でコータスと肩を並べる高火力アタッカー。
ダイアースの火力が高いところが魅力で、自身やアーマーガアの特防UPもできるのが強かったです。
かみなりパンチに関しては対水用に採用したのですが、フシギバナに味をしめてからはフシギバナや後発晴れリザードンでどうにでもなっていたので終盤はほぼ使う機会がなかったです。
アーマーガア@フィラの実
特性:ミラーアーマー 性格:腕白
技構成:アイアンヘッド ボディプレス てっぺき はねやすめ
努力値:252-4-60-0-172-20
実数値:205-118-137-×-127-87
詰将棋ポケモン。バンドリやドラパルトミミッキュ、ナットレイガオガエンなど数々の物理アタッカーを詰ませた。
アーマーガアで相手を詰ませるために、ロトムやドゲキッス(最近は全員炎技を積んでると思っている)を周りで処理をしてから君臨し、鉄壁ボディプレスでドヤる。気持ちいい。
フシギバナやドサイドンのダイアースで特防を補強する動きも強いです。
このポケモンを活躍させる時はポケモンカードをしているような感覚でした。
元記事ではブレイブバードですが、構築全体で格闘が全く重くないことと、キッスやミミッキュなどの処理を早める目的でアイアンヘッドの採用としました。攻撃は殆どボディプレスしかしません。
<終わりに>
フシギバナとの絆を深めてからはめちゃくちゃ勝てたので楽しかったです。